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2026.3.5

競合と相見積もりになっても受注できる設計事務所の戦略は?

相見積もりでも受注する設計事務所は、実績の多い分野に特化して専門性を明確化し、「○○の設計といえばこの事務所」というブランドを確立しています。

 

集客から商談まで一貫した訴求により、明確な選定理由を持たせることが重要です。

 

1.選ばれる強みを明確化し、需要の高い分野に特化する

相見積もりになっても選ばれる設計事務所になるためには、「選ばれる強み」を明確にすることが出発点です。

 

WEBから安定的に新規集客を行うには、「何でもできます」という打ち出しでは不十分です。

 

実績に裏付けられた強みと、市場として継続的に案件が発生する分野を掛け合わせ、専門性を確立することが不可欠です。

まず行うべきは実績と強みの棚卸しです。

 

・手掛けてきた用途(工場、倉庫、事務所、福祉施設など)
・施主から評価されたポイント
・リピートや紹介につながった案件

 

これらを整理し、「なぜ自社が選ばれたのか」を言語化します。デザイン性だけでなく、構造・設備への知見、コストダウン、行政協議や法規対応、事業計画を踏まえた提案力なども重要な差別化要素です。

 

こうした価値は価格比較では測れず、相見積もり時の決め手になります。

 

次に、その強みが今後も案件が見込める市場かを検討します。例えば工場・倉庫分野は設備投資や物流需要に支えられ、市場性が比較的高い領域です。

 

実績と市場性が重なる分野に専門特化することで、営業効率は大きく向上します。市場性を無視すると問い合わせが安定せず、再び総合型に戻ってしまうため注意が必要です。

専門分野を定めたら、「〇〇設計といえばこの事務所」と想起されるメッセージを打ち出します。対応規模、得意用途、設計スタンスを具体的に示すことで、価格比較だけの問い合わせが減り、指名型相談が増えていきます。

 

2.見込み顧客を集めるWEBサイト設計

専門分野を確立した後は、その分野に関心のある見込み顧客を確実に集めるWEB設計が重要です。

分野ごとに特化したホームページを構築し、実績や設計思想、ノウハウを一貫したストーリーで発信します。施工事例の掲載だけでなく、設計時の注意点、コストが膨らみやすい要因、施主が陥りやすい失敗例などをコラムとして公開することで、専門家としての信頼を高めます。

 

問い合わせ前の段階で「詳しそう」「相談してみたい」と感じてもらう状態をつくることが重要です。

 

さらにSEOやWEB広告を活用して認知を拡大します。重要なのはアクセス数ではなく、専門性を理解した上での問い合わせを増やすことです。専門キーワードに絞った設計により、検討度の高い施主との接点を増やすことができます。

 

3.問い合わせ後まで設計する“選ばれる仕組み”

成果を出している設計事務所は、問い合わせ後の対応まで仕組み化しています。

問い合わせには迅速に対応し、初回から専門的視点でヒアリングを行います。事前にWEBで情報提供ができているため、要件整理や概算規模感、進め方の説明など具体的な話に早期に入ることが可能です。

この初期対応で「安心できる」と感じてもらえれば、相見積もりであっても価格以外の判断軸が生まれ、成約率は向上します。

相見積もりでも選ばれる設計事務所には共通点があります。


① 選ばれる強みを明確化し、需要の高い分野に特化している
② 専門性が正しく伝わるWEB設計を行っている
③ 集客から商談までを一貫した仕組みにしている

WEBサイトを営業基盤へと進化させることが、価格競争から脱却する第一歩です。

 

設計事務所がとるべき営業戦略|船井総合研究所

この記事を書いたコンサルタント
岡﨑弘希
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